崖の上のポニョ
- 2008/07/24
- 23:34

7/22県庁所在地での講習会終了後、時間が空いたので映画を見る。宮崎駿監督の脳内世界に浸って幸福に時を過ごす。 翌日思いついて某総合病院の受付マスコット用に本作を作る。翌々日作品を送り届ける。 今の時期にこういう作品で受け狙いに走るのはアーティストとしての志が低すぎる。そうは思っても受けは私の創作意欲の原動力、まずは作ってしまうのだ。 お約束の展開図 これを普通の紙に印刷して切り抜く。 頭髪部...
折り鶴、切り折り紙風
- 2008/07/22
- 22:38

二機で編隊飛行する折りヅル、二番目の鶴がどこか怪しい。これがうわさの切り折り紙鶴である。私の独創ではあるのだが、他にも考え付いた人がいるらしい。どこかの店のディスプレーで見た覚えがある。私だったら箸置きにでもして話題を演出するために使用する。お前の作品はそんなのばっかりだって? いいんです。大きく遊ぶのもいいが、小さくまめに遊ぶのもうまくやるための秘訣なんです。お約束の展開図 この線の通...
満月ウサギ
- 2008/07/21
- 23:31

気分を変えて夜空を仰ぐ。月ではうさぎが餅をついている真っ最中、宇宙が真空であるために残念ながら音は聞こえない。 お約束の展開図 技法としては単純で効果を上げやすい平行折り。この技法で表現される図像は基本的に二次元、よって絵を描く能力がありさえすれば設計は簡単である。逆にその点が私には物足りない。 そこで完成後に写真に取ったときにまん丸に見えるように型紙を設計する。上半分も楕円、下半分も楕円...
大聖堂(茶谷正洋先生作)
- 2008/07/19
- 04:46

茶谷正洋先生の名作「大聖堂」。建造物をではなく、空間を作り出すことに成功した稀有な作品である。写真は彼の設計図をもとに私が習作としてコピーした作品、彼が作った本物の作品は線がシャープでこの写真の倍も美しい。お約束の展開図 単純な平行折りを繰り返すことで作品を成立させている。 茶谷先生は自作を折り紙建築と呼ぶ。紙を切って折って作る点では切り折り紙と概念は同じであるが、彼の方がジャンルと...
泣いた赤おに2(展開図)
- 2008/07/15
- 22:42

7月10日K先生の開業祝いに作品をもって妻が出向く。妻から聴取したK先生の反応、「わーすごいのもらっちゃった」、看護婦に見せびらかして喜んでいたとのこと。昨日K先生より礼状が届く、「超大作ありがとうございました」とのこと。 作った方としてはうれしい反応である。 遅ればせながらお約束の展開図後ろから見たところ。じつに単純な構造である。 ところでこれまで作った赤おに、青おにの中で一番のお気に入りがこれ、7...
泣いた赤おに
- 2008/07/09
- 07:32

友人が高畠町に開業した。お祝いに行って送ってほしいものはと聞くと私の作品が良いという。では何を贈ろうか、そこで思いついたのがこの作品である。 山形県は高畠町は知る人ぞ知る童話のふるさと、日本のアンデルセンと謳われた浜田広助の生まれ故郷である。町には子供向け文化ホールといった趣のひろすけ記念館があり、庭には巨大な竜のハリボテ(発泡スチロール製、もうないかなあ))が、玄関までの歩道には石の赤おに・...