ケルビム(尾形光琳編)
- 2008/11/28
- 22:13
6枚の翼をもつ天使、ケルビム。正確には単数形のケルブが正しいのだが、複数形のケルビムの方が有名、そういうわけでケルビムとさせていただく。 天使は翼の力で飛ぶわけではないし、手の力で仕事をなすわけでもない。翼や手はその時々の象徴的な意味において存在するわけで、こういう腕のない天使もまた有りなのである。 お約束の展開図 尾形光琳先生をテクスチャーとして借用。裏側に文字がいっぱいあって腕をつ...
バンザイ天使(尾形光琳編)
- 2008/11/27
- 22:10
静かに佇む天使。最初に思いついたのが腕をまっすぐに下げたこのタイプ。腕がまっすぐだと表情がつかない、そこでちょっとだけ変化を持たせたのが下のタイプ。 ちょっと肘の曲がりを加えるだけでぐんと表情が加わります。 お約束の展開図 (右側が上図、左が下図)、vb 見ればわかる如く天使がバンザイしている形が基本形です。テクスチャーは日本が世界に誇る天才デザイナー尾形光琳さんです。右は有名な燕子花(かき...
なーんちゃって天使3(貴婦人と一角獣)
- 2008/11/24
- 21:57
西洋中世美術の最高傑作、フランスの至宝とまで称えられる名作クリュニー美術館の「貴婦人と一角獣」をテクスチャーとして使用する。 この美しさ、言うことがありません。 お約束の展開図PS 古いカレンダーや古本は素材の宝庫、さがして切り抜いてみてください。なんか作品が身近になったような気がしますから。...
なーんちゃって天使2(クリムト編)
- 2008/11/23
- 21:05
駄弁をお聞きいただくのは心苦しいので今日は作るためだけに読んでおられる方用に展開図を先に載せておきます。 以下はもの好きな方だけお読みください。 引き続きなーんちゃって天使。クリムト大先生には畏れ多いのだが、大先生は1918年に亡くなられており著作権上の問題は一応ないのである。茶化すなんてそんな気は毛頭ない、心底オマージュ(尊敬の意を込めた作品)、なんつたって作っている間ずっと楽しかっ...
なーんちゃって天使の作り方1(クリムト編)
- 2008/11/21
- 23:44
スクラップブックを切り抜いて天使を作る。題材はクリムト大先生。あまりに恐れ多いのだが、細部に至るまでという以上に彼の細部が私は好きなのである。切り抜く基準はテクスチャーとして適性があると同時に裏に文字が入らないこと。この作品の場合、腕の部分で紙の裏側が露出するから、文字があるとまずいのである。 実際の作品は高さ8cm程度。 お約束の展開図 この図を印刷して切って折ればあなたもクリムト...
ハートの天使(hearty angel)の作り方
- 2008/11/20
- 13:08

この作品、作り方も昨年このブログを始めたばかりのころに公開したもの(2007/12/04)。見たことあるぞって言うあなたは素晴らしい、でもまた作ってみるあなたはもっと素晴らしい。ブログの精はそう語ります。 以下は去年の文章をそのまま使います。 作り方は簡単、紙を二つに折って、腕を上にあげてハートの形にした天使を切り抜く。 そしたらその腕を下げるだけ。別名ハートの天使、英語だとhearty angel(...