ドラゴンヘッド(紙龍さん)
- 2010/08/28
- 20:28

先のデザインフェスタ(2010.5)で紙龍さんからいただいたドラゴンヘッドの型紙を今頃になって切ってみる。 単純でありながら深い味わい、なかなかどうしてかっこいい。作り方は簡単、はがきサイズの型紙をカッターナイフで切りぬいてそのあと頭部を縦に丸めて立体感を出す。竜の頭頂部と台紙をつなぐ紙を折り曲げて頭部を宙に浮かせてやる。この間5分もあれば十分、でも角の立体感を強調する流麗な折りなどに凝りだすともう大変...
Love Birds(2010バージョン)
- 2010/08/27
- 00:21

アメリカでホームステイしていた先のご夫婦が金婚式を迎えるという。この夫婦、うちの家族が大挙ホームステイに押し掛けたり世話になったことおびただしい。お祝いの品を作って送る。鳥はカーディナルcardinal(ショウジョウコウカンチョウ)ホームステイした先でよく見た鳥である。 以前作った作品を改良し、紙をニスで固めてペンチで曲げて立体感を出している。 下の作品に比べるとアメリカ風な感じを受ける。 ...
紙わざ大賞グランプリ受賞(Secondbirthさん)
- 2010/08/21
- 00:36

切り折り紙探検隊の一員、Secondbirthさんがなんと「紙わざ大賞2010」において大賞(=最優秀賞)を受賞されました(2010/8/14)。紙わざ大賞は年に一回、静岡県の島田市で開かれ1週間にわたって公開される公募展、「“紙”をテーマにアートもクラフトも飛び超えた“紙わざ作品”、創る喜びや自分の感性を発見できる斬新な作品」を募集するという企画です。この大会の大賞、準大賞の顔ぶれをみると紙のアートシ...
遺跡の電線(民族の誇り)
- 2010/08/18
- 23:00

終戦記念日の話の続きである。民族の誇りとは何か、つまるところ大手を振って生きていくことへの自信だと私は思う。だから誇りとは一人一人が持つべきもの、どんなに誇るべきものを集団が持っていようが一人一人が持っていなければいざというとき役に立たない。どんな集団であれ飛ぶ鳥は常に一羽。 下の話は私の大好きな誇り高い男たち物語である。 イスラエル人とアラブ人とがお互いの文化の優秀性について自慢し合って...
終戦記念日
- 2010/08/15
- 10:43
沖縄民謡のソロ歌手とコンサートの打ち上げで呑んだことがある。そのとき彼は沖縄に集中する米軍基地がいかに不条理かを訴えた。そこにリベラル色の強い青年気質のおっさんが割り込んで口角泡を飛ばし始めたところで、私から「呑みながらこの話はやめましょう」。民謡歌手も同意してその先はたくさんの酒飲み話をして帰ってきた。 政府は沖縄の基地問題を11月の県知事選後に考えるという。私が沖縄県民ならこう考える。日本の防...
お盆(釈迦三尊像)
- 2010/08/13
- 23:38

夕暮れ、一家でお寺にご先祖の霊を迎えに行く。私をかわいがってくれた祖父母、4年前なくなった父の霊を肩に背負っって家に帰り、線香を上げる。 父は骨髄異形成症から急性白血病に転化して亡くなった。最近思うのである。死ぬのなら父と同じ病気が良いな、数年でお迎えが来るのは分かっているから家族にも延々と世話にならんですむ。ボケて長生きするより良いよな。願ったところでどうなるものでもない。ただ願い事がはっきり...