おしんレース(トライアスロンスイム)
- 2010/06/23
- 23:01
さて大会の一週間前、不覚にも喘息を発症する。河川沿いの堤防で自転車を練習して雑草花粉を吸いすぎたのが原因である。しまった、喉がイガイガしたところで練習を切り替えれば良かった(室内プールで泳げばいいのである)、後悔しても後の祭り。これ一週間で収まるかなあ、案の定レース前日まで咳を持ち越す。こりゃだめだ、レースの前夜祭でライバルたちに早々と不戦敗を宣言する。そこでライバルたちが言うことにゃ「スイムだけでも出たら、スイムコースは海岸に平行だからいつでも岸に上がれるよ」、そういやあそうだ、よっしゃ水泳だけでもがんばるか!
私の場合、なぜかこの食らい付きが得意である。そのわけはそのための水泳練習ばかりしているから、単独で泳ぐと遅いのにレースで泳ぐと速くなる。そのための練習法としては、、、長い話になるので省略する(興味あったら訊いてね)。切り折り紙も楽しいが身体理論というのもまた楽しい。
結果を言えばスイムはだいたい真ん中で上がって、バイクは息も乱れないのんびりペースでビリ近くで上がり、ランもやっぱしビリっけつで終わって、ラストから20番ぐらいの成績でゴール。苦しくもならず、かといってペースアップもできず、ひたすらダメージを残さないことが目標、これはなんの練習になっているのだろうと自問しながらのレースであった。これで良かったの?うんレースしないで帰るよりは楽しいぞ。
最初に紙を細長く切って長軸に沿って二つに折る。片面に波の形を切り抜く。
反対側の大半(5/6ぐらい)を波の面から切り離し、6つに折る。6つに折った紙のうち3つの面は用がないので切り落とす。残った3つの面にクロールする選手を切り抜く。
選手たちの間の紙を折って選手間の距離を縮める。波の部分を折り返して選手が波間に泳いでいるように見せる。紙の両端を折り曲げて状態を固定すると同時に、作品が自立するように仕上げる。
I've done the Oshin Race( Triathlon race in Sakata city) 20th June 2010.
One scene of the race.
お約束の展開図
というわけで翌日スイムだけでもと挑戦する。トライアスロンという競技でのスイムの特徴は、海で泳ぐためにコースロープがなくゴチャゴチャになって泳ぐことである。これをバトルというのだが、バトルを制するコツは安定した泳ぎを身につけること、3年前にやっと気付いたことである。速くなればもっといいのではないか、いいえもっと速い者とのバトルに巻き込まれるだけです。自分よりちょっと速い選手の後ろに食いついて後方乱流の渦の中に入って引っ張ってもらうこと、これが楽に泳ぐコツである、そう上の写真の選手のように。