ナルガクルガを作ってみた1
- 2011/03/14
- 23:39
今日受診した幼児のお母さんが話していた。テレビではどこも地震の話ばかり、生活に制限がかかった上に娯楽を取り上げられて子供はストレスがたまって大変だと。もっともな話である。できたらテレビも地震以外を映してほしい。
私の場合、阪神大震災のときにボランテイアで行ってきた。立派な人とも言えるが親友からは職場放棄だと言われた*。市長に談判して義務免*の許可を取り付けて出かけたが、帰ってきたら新聞には新聞には市長が派遣したと書かれていた。神戸で見たものはごく普通の出来事、水道が止まったからビルの水洗便所を流すための水をバケツに汲んで屋上のタンクへと運ぶ青年、翌日にはポンプが届きビニールホースをつないで屋上へとつなぐ工夫。出る約束が出てこない昼の弁当、支援物資の山から適当に食料を取っていただく。山と積まれているのに配給されない物資、先輩医師がなぜ届けられないんだと怒る。そこで反論、「医者だって必要な薬を必要な量、患者に届けてるだけじゃないですか。必要な人に必要なものを必要なだけ届けられるのは一流の商人だけですよ」、そりゃあそうだと一発で納得する先輩。
普通じゃない?、いえ人間の行動としてはみんなごく普通だと思います。条件が普通じゃないから違って見えるだけです。災害時に役立つのは規格通りの人間だけではありません。
*そういうことを平気で言えるから親友なのだろう。
*(公務員の)職務専念義務免除の略、災害救助への従事も適用対象。
と不謹慎と言われないように長い前置きをしてから紹介するナルガクルガ*の動画。
youtube ナルガクルガを切り折り紙で作ってみた
*ゲーム「モンスターハンター」に登場するドラゴンの一種。
毎度ながらの一枚紙、糊使わず。3/13のGEISAIで受けようと思って現在の技法の上限をぶち込んでみました。GEISAIは延期になっちゃいましたけど、次の機会があるでしょう。